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泣き虫弱虫諸葛孔明
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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| 人気ランキング: | 41667 位
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著者の視点に喝采!
自他共に認める孔明フリークの私ですが、史実や記録を素直に見ると
実はこうなる、というのを納得してしまいました。
軍師は変態だし
英雄は大殺戮者だし
為政者は全悪親父だし
でも、著者のまなざしが、面白がりながらも優しくて本当にバランスの取れた見方で書いてくださっていて、こういう人が国会議員になればいいのに。とおバカな感想を持ってしまいました(笑)
斬新、新鮮、痛快、それでいて「ああ、やっぱり人間が活躍してたんだなあ」としみじみ感動しました。
電車で読んでいて思わず爆笑した箇所が20箇所以上あります。
これは面白い。
ちなみに曹操フリークの友人にプレゼントしたら「こんなにうちの子(曹操)のことをわかってくれてありがとう」と感激してました。
目から鱗が!(笑)
今まで「三国志」といえば吉川氏と北方氏くらいしか読んだことがありませんでした。この本はタイトルが気になったまま未読だったのですが、…もっと早く読めばよかった!
上記お二方の三国志しか知らない人は憤慨するか爆笑するか呆然とするか…?私はツボ突かれまくりでした。「うふっ」とか「ぐふっ」とか笑いながら読みました(笑)。そうだよねー昔のことなんて誰も知らないもんねー、もしかしたら本当にこんな人達だったのかもねー、なんてことを思いつつ。作者の現代風の語り口調とか、突っ込みが妙に面白いのです。ツボにはまるのです(笑)。
そして何故かこの本を読んでいる間ずっと、頭のなかでは某放送局の人形劇の人形が動いてました…(失笑)。
三国志をまったく知らなくとも圧倒的にオモシロイ。知っていれば☆×10だったか?
歴史を踏まえた小説を「創作」させたら右に出るものはいない、と誰もが認める?酒見賢一が描き出す新たな「諸葛孔明像」。
といっても、私は、初めて読んだ「後宮小説」でも、次に読んだ「墨攻」でも、その創作に簡単に騙されたほど中国史に疎いので(さすがに「陋巷に在り」は虚実が入り混じっていることにすぐ気付いたが、どこまでがそうなのかは分らずじまい)、どのくらい新たなのかはわからないのだが…。
著者のファンではあるが、その小説を読む資格がないのではと自分でも思ってしまう私が読んでも、いつものとおり、そこには酒見賢一のおもしろい「小説」がある。
同じ(超)長篇でも、物語自体が創作された「陋巷に在り」とは異なり、原典を読み込み、そこから導き出される著者の解釈によって性格付けされた孔明達のキャラクター勝負の小説(三国志のストーリを知らないので推測)だが、そのキャラクターが感動的にオカシイ。また騙されているような気もするが説得力がある。さらに、これもいつものように作中に登場する作者の舌(ペン?キーボード?)も滑らかで、酒見ワールド全開だ。
この第一部は孔明と劉備が出会う、所謂三顧の礼の場面までが描かれているが、ここまでは劉備のキャラクターが他を圧倒しているような気がする。
いままで、著者の作品を読み終わって、他の作家が書いたものを読んでから読めばよかったと激しく思うことはなかったのだが、今回ばかりは違った。先に横山光輝の三国史(それしか思い浮かばない)を読めばよかったと激しく後悔。三国志を知っているのとそうでないのとでは、おもしろさが全然違うのだと感じた。
しかし、そう思いつつ、そのまま次の第二部を読み始めようとするのは、はやく続きが読みたいからである(笑)。
三顧の礼
酒見賢一にかかると策士の代名詞も三国志の英雄たちもこんなことになってしまうのですね。 敵に回すのが怖いと言うより味方でも取扱い要注意。嫁も凄い。気分は弟です。 「三顧の礼」ではいろんな意味で泣きました。違った気持ちで三国志が読みたくなってしまう。 そして待ちました、第弐部がでるようでうれしい。
抱腹絶倒。
今までにこれだけの諸葛孔明の本を読みましたよ。
という方のリストにほとんど入っているのが、この【泣き虫弱虫諸葛孔明】で、題名から「・・・!?」と気になって仕方が無いものでした。
ひとまず、この本の孔明は凄いです。
決して、泣き虫でも弱虫でもないような印象を見受けるのですが、非常に悪戯心のある我が儘な孔明が描かれています(漫画、蒼天航路の変態ちっくな孔明の幼少期を見ているような気がします)。
優雅でも清華でも穏やかでも無いような気がします。
ですが、結構孔明自信は努力家のようです。
幼少期から『三顧の礼』までが描かれていて、孔明嫁取りの話は非常に面白いです。他の本では簡単に描かれがちですが、この本では丸々紹介しています。
孔明の心理描写もさることながら、作者である酒見氏の呟きにもにた解釈に抱腹絶倒するシーンは絶対にあるはずです。
文藝春秋
泣き虫弱虫 諸葛孔明 第弐部 周公旦 (文春文庫) 超アレ国志 (MFコミックス) 中国雑話 中国的思想 (文春新書) アレ国志 (MFコミックス)
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